日本の水害事情|水害・浸水対策の土嚢(土のう)「ダッシュバッグ」



日本の水害事情

日本の水害事情

2000年以降の国内水害状況

2000年9月8~17日
台風14、15、17号による局地的な豪雨が東海地方を襲いました。
名古屋市では日降水量428mmを記録。住宅7万棟が浸水被害に遭い、崖崩れや土石流による災害が発生。同時に新幹線の運休、地下鉄の運休など交通機関にも麻痺が起こり、死者・行方不明者12名、負傷者118名、床上浸水46,342棟を記録する大被害となりました。
2004年10月18~21日
関西地区を襲った台風23号による豪雨で、兵庫県豊岡市や京都府舞鶴市などが甚大な被害を受けました。
死者・行方不明者98名、負傷者522名、家屋全壊893棟、半壊・一部破損18,596棟、床上浸水14,289棟、床下浸水41,120棟という未曾有の人的被害が記録されたのです。
本災害の死者・行方不明者は豪雨災害によるものとしては、1983年に発生した「昭和58年7月豪雨」による災害以来の規模です。
またこの台風による被害は九州から中部までの広範囲に及びました。
2005年9月3~8日
九州・中国・四国各地の総雨量が月間平均雨量の2倍を記録。
大淀川を始めとする主要河川とその支流が洪水となりました。大淀川自体は外水氾濫をギリギリで避けることができましたが、支流が至るところで氾濫し、大規模の浸水被害を記録しました。
死者・行方不明者29名、負傷者179名、床上浸水7,159棟、床下浸水13,580棟。
2006年7月15~24日
鹿児島・熊本・長崎・島根などの九州・中国地方にて総雨量が月間平均雨量の2倍以上を記録。
梅雨前線の活発化が原因でした。河川の氾濫と土砂崩れにより死者・行方不明者32名、負傷者81名、床上浸水2,212棟、床下浸水8,427棟の被害が発生しました。
2007年9月15~18日
台風第11号が変化した低気圧が原因で、岩手・秋田県を中心とした東北北部で記録的な大雨が降りました。住家損壊、浸水害、土砂災害などが発生したほか、水稲の冠水や果実の落果など、農業・林業・水産業にも大きな被害が出ました。死者3名、行方不明者1名、負傷者5名、住家全壊6棟、半壊226棟、一部損壊6棟、床上浸水374棟、床下浸水1,024棟の被害が発生しました。
2008年8月26~31日
東シナ海を東に進んだ低気圧が九州南部に接近したことによって大雨が降りました。特に愛知県岡崎市岡崎では、1時間雨量が146.5ミリという観測史上1位を更新する大雨となり、その他にも1時間雨量の記録が更新された地域が数多く出ました。死者2名の他、浸水害や土砂災害、落雷による停電などが発生。床下浸水は愛知県で3,500棟を超え、関東地方では2,600棟に達しました。
2009年8月8~11日
熱帯低気圧が台風第9号となり、その周辺の湿った空気の影響で東北地方の広い範囲で大雨が発生。四国地方や中国地方、近畿地方の一部では8月の月降水量平年値の2倍を超えました。死者14名、行方不明者16名、住家の浸水が約4,400棟という被害が出て、農業・林業・水産業の被害やさまざまな交通機関での交通障害が発生しています。
2010年7月10~16日
梅雨前線の活動が活発化し、西日本から東日本にかけての広い地域で大雨となりました。多くの地域で7月の月降水量平年値を上回り、24時間雨量においては観測史上1位を更新した地域も複数出ています。この大雨による死者・行方不明者数は14名。さらに各地で浸水害や土砂災害、停電、断水などが発生し、交通機関にも影響が出ました。

このように日本はいつ水害に襲われてもおかしくない状況にあります。水害が発生した際に被害を最小限に留めるには、日頃からの備えが必要です。水害に関する正しい知識や事前の対策が万が一のときに役立つのです。「備えあれば憂いなし」――キーストンのダッシュバッグは水害対策に大きな力を発揮します。

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