使用後の処理方法|水害・浸水対策の土嚢(土のう)「ダッシュバッグ」



使用後の処理方法

ダッシュバッグ使用後の処理方法

STEP1
ダッシュバッグ使用後の処理方法
ダッシュバッグが充分入るサイズの容器に、水と塩化カルシウムを注ぎます。
ダッシュバッグ1袋が入るサイズの容器に対し、塩化カルシウム約150gが適当量です。
STEP2
ダッシュバッグ使用後の処理方法
ダッシュバッグ使用後の処理方法
 
塩化カルシウム溶液の中に使用後の膨張したダッシュバッグを投入します。15~20分にて脱水は完了します。
脱水の際に長靴などで踏みつけると、完全に脱水できます。 ダッシュバッグから排出された水分は、4倍程度に希釈してから排水してください。
STEP3
ダッシュバッグ使用後の処理方法
脱水処理を終えたダッシュバッグを、天日干しにて乾燥させます。乾燥後のダッシュバッグは、地方自治体が指定する可燃性廃棄物となります。
もしSTEP2や天日干しのような作業を行わず、膨張した状態のまま廃棄するとゴミの区分状「汚泥」扱いとなり、産業廃棄物となり別途費用がかかります。
※写真は左から、「使用前」「吸水後」「処理後」になります。

再利用について

脱水処理を終えたダッシュバッグを、再利用することは不可能ではありません。理論上、吸水ポリマーは何度でも吸水・脱水を繰り返すことができます。

ただし、一度使用したダッシュバッグは雨水や河川の水を吸っています。
これらには不純物が多く含まれており、その影響で吸水ポリマーの性能は劣化しているのです。2度目の使用では、せいぜい10kgくらいまでの膨張が限界でしょう。吸水性能は回を追うごとに落ちていきます。また吸水ポリマーは紫外線によって分子構造が破壊されることでも、性能が劣化します。
こうした理由から、キーストンではダッシュバッグの使い捨てを推奨しています。

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