使用例|水害・浸水対策の土嚢(土のう)「ダッシュバッグ」



使用例

キーストンが製造・販売する次世代土嚢(土のう)「ダッシュバッグ」、その使用例をご紹介します。

工場への浸水防止

工場への浸水防止

工場入り口はさまざまな物資の搬入の便を考慮し、床が地表と同じ高さになっていることが多くあります。
これは物資を搬入しやすいというメリットを持つ反面、浸水による被害を受けやすいというデメリットがあります。
水害時などはシャッターが降りますが、このシャッターだけでは完璧に浸水を防ぐことはできません。


1. ダッシュバッグと水の用意

ダッシュバッグと水の用意

工場入り口、幅およそ3.6mの扉からの浸水を防ぐために「ダッシュバッグ」3ケースを用意しました。1ケースにつき50袋入りなので、計150袋の土嚢(土のう)を用意したことになります。またダッシュバッグを膨張させるために大きなサイズの容器と充分な量の真水を用意しました。


2. ダッシュバッグの準備

ダッシュバッグの準備

容器に入れた水の中にダッシュバッグを浸します。容器のサイズに合わせて一度に数袋ずつ水中に投入してください。
投入後はよく揉んで、麻袋の内部にまで水を浸透させます。投入後5分で麻袋内の吸水ポリマーが水を吸収し、ダッシュバッグは麻袋いっぱいに膨張します。わずか0.4kgだった麻袋は15kgの土嚢(土のう)へと変化するのです。
一般的な土嚢(土のう)であれば、麻袋に土砂を詰め込む作業が必要になり、多量の土砂の搬入もしなければなりません。
ダッシュバッグであれば、そのような大がかりな準備は必要なく、水と容器さえあればあっという間に大量の土嚢(土のう)を用意することができます。


3. 運搬・積み上げ

.運搬・積み上げ

シャッターの降りた工場入り口にダッシュバッグを積んでいきます。
シャッターの間口は3.6m。4~5段のダッシュバッグを積み上げて1列、75袋使用しました。念のため2列にダッシュバッグを積み上げます。
合計150袋のダッシュバッグを使用して2列の堤防を築きました。しっかりと組まれた土嚢(土のう)は、浸水防御効果も高いです。

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